仕事や家庭などにおいて、
つい感情的になって自分と同じ考えだと思ってしまい、
違う意見に対して、
なぜああしないこうしないと否定的に思ってしまうことが往々にしてあります。
これはどの視点で物事をみているか?
人によってお金やモノやコトに対する価値観は様々で、10人いたら10通りの考え方が存在する。
仮に10万円があったとすると、
旅行に出かける人もいれば高級バックを買う人、普段行かないようなレストランで食事をする人、いやいや、
そんなものに興味がなく将来のためにと貯蓄にまわす人など。
判断する基準も、
高いから買う安いから買うといった値段で価値を判断する人、
ディズニーのような感動体験によって価値を判断する人、
一つのモノが出来上がるまでの歴史や物語に共感して価値を判断する人、
食べブログのように周りからの評価によって価値を判断する人。
好き嫌いも然り。
それは性別だって育ってきた環境だって違うのだから当然なんですよね。
つまり感情的になってしまうのは、自分の視点でしか見えていないからなんですよね。
相手の立場に立って考えてみると、あの人はそういう考え方なんだと知れるだけのこと。
別に苛立つ必要性は全くないんですよね。
相手の思いを知ることができるのはどんな場面でも大事なことだとわかります。
自分視点。これは一人称視点。
相手の立場で考える。これは二人称視点。
更に周りからのどう見られているかを考える。
これが三人称視点。
いついかなる時も冷静に視野を広く俯瞰して見るように心掛ける。
できるだけ三人称視点で考え、そこに思考する時間の長さもプラスして行動できるようにしていきたい。
更に時間軸をプラスして4人称など、もっと上の多人称視点もあります。
詳しく知りたい方は、「すべてが見えてくる飛躍の法則」という著書をどうぞ。
日日是好日。
今日もご一読くださり、ありがとうございました。